『車中泊』について
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僕自身は、正直なところ車中泊を楽しいという感覚は持っていないです。
外にテントを張って、自然を感じる方が絶対に楽しいと思っています。森の中でテントを張って、自然の中で過ごすのは気持ちいいです。
車で旅をしている人の中にも、キャンプが好きで、テントを車に積んで、外に張って寝る人もいると思います。
それに車中泊は食事の時も、温かいものを食べるためには、結局車の外に出てコンロを使うことになってしまいます。
僕が東日本大震災のボランティアにキャンピングカーで行った時は、車内で時々鍋をしていたけれど、普通の車での煮炊きはかなりハードルが高いです。
ですが「寝るだけ」の場所だと割り切ってしまえば、車は「外で寝る時の選択肢」の一つになります。
テントを張るのが面倒な時や、テントを張るスペースが無い時は車の中で寝るのもありだと思います。
雨が酷い時は後片付けやメンテナンスも大変になりますよね。
自分一人だけだったら、僕もテントを張らずに車の中で寝てしまうこともあると思います。
あと、冬はどうしても、全体的に地面からの冷気が漂ってくるのでテントの中は寒くなってしまいます。
銀マットなどの断熱シートと、性能のいいシュラフがあれば、快適に寝れますが。
車中泊の場合は、窓からの冷気は伝わってきますが、何かカバーできるものなどで断熱すれば、あとはシュラフか毛布を用意すれば暖かく過ごせますね。
道の駅や高速のサービスエリアではテントを張ることはできないので、仮眠したくなったら車で寝るしかない場面もありそうですね。
車中泊しか選択肢が無い場合のために、今のうちにちょっと考えておいても良いかもしれません。
フルフラットタイプであれば、シートを水平に倒して足を延ばして寝ることができます。
それでもシートが凸凹していて寝づらいし、何も下に敷かないで寝ると、腰が痛くなったり、体のあちこちが痛くなることがあるのではないでしょうか。
下に毛布を引いたとしても、毛布がシートの形に沿ってしまう為、結局凸凹の状態になるかもです。
エアマットやインフレータブルマットを利用すれば、より快適に眠れるかもしれません。
ただ車の形状によっては、マットを敷いても少し傾斜が出来てしまうことはありそうです。
車が止められるスペースであればどこでも車中泊をしてもいいのでしょうか。
道の駅や高速のサービスエリアも混みあっている時は避けた方が良いでしょうし、『車中泊禁止』と書かれているところではもちろんダメです。
車中泊OKの場所だとしても、駐車場内では基本的にアイドリング(エンジンをつけっぱなしにしておくこと)はしない方がいいかもしれません。
あと、私有地に入るのは不法侵入になりますし、路上や路肩、お店の駐車場で車中泊をするのは論外ですね。
山の中などで車中泊をする時は、落石などのリスクが無いかをしっかりチェックしないといけないです。
とにかく、「他人に迷惑をかけないこと」はとても大事です。
今回はただ寝るだけの場所としての車中泊について話をしたのですが、活動やテーマによって、条件は変わってきます。
たとえば熊本地震の時は、車中泊を選択する人が多くいました。
『車バイバル!』という本の中にも書きましたが、車の中は雨風をしのげるだけでなく、乳幼児がいる家族やペット連れ、女性は「プライバシー空間」を確保しやすい場所でもあります。
他人に気を遣わなくても良いし、人の目を気にしなくてもいい場所になります。
ですが、車中泊をしていた人の中には、エコノミークラス症候群で亡くなってしまう方もおられました。
長期間の宿泊をするのであれば、もしかしたら車中泊よりも、テントの中で広々と過ごした方が良かったかもしれません。
災害時にシェルターとして車中泊をすることを検討しているのであれば、一度でいいから平常時に車中泊を体験してみてはいかがでしょうか。
「車中泊でも全く問題ない」と思うかもしれないし、「車中泊より、やっぱりテントを張る方が良い」と思うかもしれません。
何が必要になるのか、そもそも車中泊が自分に合っているのか。体験しなければ分からないことは沢山あると思います。
車中泊は「楽しい」のだろうか?
僕自身は、正直なところ車中泊を楽しいという感覚は持っていないです。
外にテントを張って、自然を感じる方が絶対に楽しいと思っています。森の中でテントを張って、自然の中で過ごすのは気持ちいいです。
車で旅をしている人の中にも、キャンプが好きで、テントを車に積んで、外に張って寝る人もいると思います。
それに車中泊は食事の時も、温かいものを食べるためには、結局車の外に出てコンロを使うことになってしまいます。
僕が東日本大震災のボランティアにキャンピングカーで行った時は、車内で時々鍋をしていたけれど、普通の車での煮炊きはかなりハードルが高いです。
ですが「寝るだけ」の場所だと割り切ってしまえば、車は「外で寝る時の選択肢」の一つになります。
テントを張るのが面倒な時や、テントを張るスペースが無い時は車の中で寝るのもありだと思います。
雨が酷い時は後片付けやメンテナンスも大変になりますよね。
自分一人だけだったら、僕もテントを張らずに車の中で寝てしまうこともあると思います。
あと、冬はどうしても、全体的に地面からの冷気が漂ってくるのでテントの中は寒くなってしまいます。
銀マットなどの断熱シートと、性能のいいシュラフがあれば、快適に寝れますが。
車中泊の場合は、窓からの冷気は伝わってきますが、何かカバーできるものなどで断熱すれば、あとはシュラフか毛布を用意すれば暖かく過ごせますね。
道の駅や高速のサービスエリアではテントを張ることはできないので、仮眠したくなったら車で寝るしかない場面もありそうですね。
車中泊しか選択肢が無い場合のために、今のうちにちょっと考えておいても良いかもしれません。
車中泊に向いている車
フルフラットタイプであれば、シートを水平に倒して足を延ばして寝ることができます。
それでもシートが凸凹していて寝づらいし、何も下に敷かないで寝ると、腰が痛くなったり、体のあちこちが痛くなることがあるのではないでしょうか。
下に毛布を引いたとしても、毛布がシートの形に沿ってしまう為、結局凸凹の状態になるかもです。
エアマットやインフレータブルマットを利用すれば、より快適に眠れるかもしれません。
ただ車の形状によっては、マットを敷いても少し傾斜が出来てしまうことはありそうです。
車中泊はどこでもできるのか?また、注意することなどは?
車が止められるスペースであればどこでも車中泊をしてもいいのでしょうか。
道の駅や高速のサービスエリアも混みあっている時は避けた方が良いでしょうし、『車中泊禁止』と書かれているところではもちろんダメです。
車中泊OKの場所だとしても、駐車場内では基本的にアイドリング(エンジンをつけっぱなしにしておくこと)はしない方がいいかもしれません。
あと、私有地に入るのは不法侵入になりますし、路上や路肩、お店の駐車場で車中泊をするのは論外ですね。
山の中などで車中泊をする時は、落石などのリスクが無いかをしっかりチェックしないといけないです。
とにかく、「他人に迷惑をかけないこと」はとても大事です。
緊急時の車中泊について
今回はただ寝るだけの場所としての車中泊について話をしたのですが、活動やテーマによって、条件は変わってきます。
たとえば熊本地震の時は、車中泊を選択する人が多くいました。
『車バイバル!』という本の中にも書きましたが、車の中は雨風をしのげるだけでなく、乳幼児がいる家族やペット連れ、女性は「プライバシー空間」を確保しやすい場所でもあります。
他人に気を遣わなくても良いし、人の目を気にしなくてもいい場所になります。
ですが、車中泊をしていた人の中には、エコノミークラス症候群で亡くなってしまう方もおられました。
長期間の宿泊をするのであれば、もしかしたら車中泊よりも、テントの中で広々と過ごした方が良かったかもしれません。
災害時にシェルターとして車中泊をすることを検討しているのであれば、一度でいいから平常時に車中泊を体験してみてはいかがでしょうか。
「車中泊でも全く問題ない」と思うかもしれないし、「車中泊より、やっぱりテントを張る方が良い」と思うかもしれません。
何が必要になるのか、そもそも車中泊が自分に合っているのか。体験しなければ分からないことは沢山あると思います。